ドローンにはどんな種類がある?特徴や用途を紹介

公開日:2024/11/15
ドローンの種類

「ドローンにはたくさんの種類があるためどれを選べばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。種類によって特徴や適した用途が異なるため、活用したい場面にぴったりのものを選ぶことがポイントです。そこで本記事では、ドローンの種類と特徴について詳しく紹介します。

ドローンの定義とは

一般的なドローンの定義と、航空法における位置付けを紹介します。

ドローンの定義

ドローンの定義は厳密には定義されていませんが、一般的には3つ以上のプロペラがある無人で飛行するものを指します。航空法においてドローンは、無人航空機の一種として位置付けられています。

航空法における無人航空機は「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上乗ることができないもののうち、遠隔操作または自動操縦により飛行させることができるもの」です。100g未満のドローンは、無人航空機に含まれません。

ドローンの重さによって2つに分類される

ドローンは重さによって、大きく2つに分類されます。
・100g以上:一般的なドローン(無人航空機)
・100g未満:トイドローン(小型無人機)
法律上では、100g以上のドローンは、無人航空機と呼ばれており、航空法が適用されます。一方で、100g未満のトイドローンは小型無人機と呼ばれ、航空法の適用外です。

トイドローンには、小型無人機等飛行禁止法などの法律が適用されます。重さによって2つに分類され、それぞれ適用される法律が異なるため注意しましょう。

ドローンの種類・機体の特徴

ドローンは、以下の6つの種類があります。
・空撮用ドローン
・産業用ドローン
・競技用ドローン
・軍事用ドローン
・水中ドローン
・FPVドローン
下記にそれぞれの機体の特徴を解説します。

空撮用ドローン

空撮用ドローンでは、上空から写真や動画を撮影できます。高機能カメラが内蔵されており、長時間・長距離の飛行が可能です。テレビや映画、MVの撮影、スポーツ中継など、幅広く活用されています。

手軽に購入できるものから、プロ仕様の高額なものまで多種多様なため、利用する目的によって選択できるでしょう。自動追尾や自動旋回、障害物センサー、ブレを補正するジンバルなど撮影に便利な機能が搭載されているドローンもあります。

産業用ドローン

産業用ドローンは、農業や建設、警備などさまざまな業種で活用されています。必要な機能に特化しているため、測量装置や赤外線カメラ、農薬散布のタンクなど特殊な機材が搭載されています。

一般的なドローンは、操縦者にコントロールされますが、産業用ドローンは、自立的に飛行できるものがほとんどです。

競技用ドローン

競技用ドローンは、パーツのカスタマイズ、回転飛行、素早い動きなどが可能です。競技用ドローンでは、衝突回避センサーなどの装置は搭載されていないため、高度な操縦スキルが必要です。

軍事用ドローン

軍事用ドローンは、空から偵察や攻撃ができるドローンです。軍事用ドローンは、高速かつ長距離・長時間の飛行や高性能レーザー、赤外線カメラの搭載により、敵地を偵察、監視できます。

自爆ドローンとして、敵にダメージを与えることもできるでしょう。さまざまな課題はありますが、より優れた性能の軍事用ドローン開発が進められています。

水中ドローン

水中ドローンでは、遠隔操作により水中での作業や撮影が可能です。水中ドローンは、有線のものが多く、水中撮影できるカメラとLEDライトが搭載されています。水中の物体に音波をあてるソナーや、魚群探知センサーなどを搭載しているものもあります。

FPVドローン

FPVドローンとは、搭載カメラからの映像を操縦者がスマホやタブレット、FPVゴーグルなどを通じてリアルタイムで見ることができるドローンです。ドローン目線で操縦できるため、コントロールしやすい特徴があります。

ドローンによって得意分野が異なる

ドローンの種類によって得意分野が異なるため、利用目的に適したものを選ぶことが重要です。

空撮

空撮は、ドローンの代表的な利用方法です。テレビや映画、MV、スポーツ中継などのエンターテインメント分野ではドローンの活用が盛んです。高性能カメラを搭載した空撮ドローンでは、上空から臨場感あふれる映像を撮影できます。

産業分野

産業ドローンは、農業や測量、物流など、幅広い分野で活用されています。農業分野では、ドローンを活用した農薬散布により、作業効率の向上が期待できます。写真測量とレーザー測量の2種類があり、空中からの測量が可能です。

将来的な活用が見込まれている物流分野では、空からの輸送により、人手不足や交通渋滞による配達遅延などさまざまな物流課題解消につなげられるでしょう。

警備・セキュリティ分野

警備・セキュリティ分野では、ドローンの遠隔操作により、人が立ち入りにくい場所や厳しい環境下での警備が可能になります。また、警備員の人件費削減も期待可能です。

まとめ

この記事では、ドローンの種類と特徴、用途についてお伝えしました。ドローンは厳密に定義されていませんが、3つ以上のプロペラがある無人で飛行するものを指すのが一般的です。ドローンには6つの種類があり、特徴と適した用途が異なります。どのドローンを選べばいいのか悩んでいる方は、利用目的に応じた種類のドローンを選んでくださいね。

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引用元:https://www.sky-walker-drone.com/

引用元:https://www.drone.aichi.jp/

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引用元:https://www.fornature.jp/
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