会社名 | 株式会社アリオン(CDP飛鳥校) |
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住所 | 愛知県名古屋市中川区草平町1-81 カーサ草平103号 |
ドローン技術は日々進化を遂げ、多くの分野で導入・活用が進んでいます。特にAI搭載型のドローンは、医療や測量、警備、救助など産業分野で活躍のすそ野を広げ、人間社会をさらに円滑で便利にする存在として注目と期待を受けています。今回紹介するCDP 飛鳥校は、そんな「産業」に特化したドローン操縦士を養成するスクールです。
日本トップクラスの無人航空機パイロットスクール
ドローンライセンス取得を検討する際に大切なことは、ドローンをどのような目的や用途で使用するか明確にすることです。レジャーや趣味でドローンを楽しみたい方にはレジャー・ホビー向けドローンスクールがおすすめです。
レジャー・ホビー向けのスクールは、主に空撮や簡単なドローン操作を学ぶことを目的としており、操縦初心者でも気軽に参加できるのが特徴です。機材の使い方や基本的な操作方法、安全な飛行方法を教えてくれるため、趣味でドローンを楽しみたい人に適しています。
一方、映画やテレビ番組、広告制作など映像関連にドローンを活用したい場合は、空撮特化型スクールが適しています。撮影のための飛行テクニックや、映像編集の知識、さらにはライティングや構図の技術など、撮影の質を高めるためのカリキュラムが含まれています。
ドローンスクールは他にもあります。防災・救助用ドローンスクールや、教育・インストラクター養成型ドローンスクール、商業利用・ビジネス用ドローンスクールなど、教室によって取得できる知見・技術が異なります。
この記事で紹介するCDP飛鳥校は、単なる操縦技術だけでなく、現場で役立つ実践的な知識を重視した「産業用ドローン」に特化したスクールです。初心者向けだけでなく経験者向けの講習コースもあり、基本から学びたい方だけでなく、更に技術に磨きを掛けたい方も対象にしています。
空撮や農薬散布は事業としても請け負っているため、スクールでも航空写真測量と農業(UTC)の2分野に関しては、専門コースを用意しています。産業用ドローンは、空撮だけでなく、農業、測量、建設、物流などさまざまな業界で活躍しています。
たとえば、農業分野では農薬散布に特化したドローン操作の習得が必要ですし、測量分野では3Dマッピングやデータ解析の方法も学びます。CDPは、こうした業務に必要な知識や技術を提供する専門的な教育機関です。
産業用ドローンは、一般的なレジャー用や空撮用ドローンとは異なり、機能が高度で、操作も複雑です。そのため、各業界で使用される専門機材を用いた訓練をおこなっており、実際の業務に即した機材操作が習得できます。
業務でドローンを使う必要がある人やドローンを使った新しいビジネスをはじめたい方、技術力を高めたいドローン操縦車などにおすすめのスクールです。
CDPのカリキュラム
CDPでは既にお伝えした通り、初心者向けと経験者向けの両コースを提供しています。初学者向け講習(A、A+)、経験者向け講習(B、B+)以外に、3D写真測量を取得したい方に向けた航空写真測量コース(C、C+)、農業(UTC)コース(D)、洗浄コース(E)、機種拡張コース(F)と、受講者の技量や目的に合わせて細やかなコースがあります。
もっとも基本となる諸学者向け講習コース(A)は、3日をかけて、ドローン操縦の基礎を勉強します。座学では航空法、小型無人機等飛行禁止法、電波法などの勉強と飛行許可申請DIPSドローン情報基盤システムへの登録方法、実技では飛行方法やチェック事項を学べます。
学科10時間、実技10時間の合計20時間で構成されており、学科と実技の終了時にテストを受けます。講習費・認定証発行・テキスト代・登録手数料・施設利用料・保険料すべて込みで19万8,000円(税込、2024年9月時点)です。コースによって受講可能条件、コース日数、料金が異なるので、講習内容と併せて事前に確認しておくとよいでしょう。
卒業後も充実したフォロー体制
CDPは卒業後の受講生フォローのため、いくつかの取り組みを実施しています。たとえば、プロのドローン操縦士を目指す受講生に対して実際の業務依頼や、産業用ドローンを安全に使用するための年次点検や各種保険を取り扱うことで、卒業後もドローンを扱いやすいようにサポートしています。
ドローンはとても便利なツールですが、その運用にはさまざまなリスクが伴います。人口の多い都市部では人や車両との接触による事故につながる可能性も高く、また、高性能なカメラが搭載されていることから、意図せずに他人のプライバシーを侵害してしまう可能性があります。
また、操作ミスによる破損や、火災や落雷、水没や盗難などによる機体の損傷や紛失も起こりえます。これらのリスクは事前の準備や適切な運用方法を徹底することで最小限に抑えたり、回避したりすることも可能です。
しかし、どうしても避けられない事故に備えて、トラブル発生時の賠償責任保険や、機体保険に加入しておけば、もしもの時のリスクを更に最小化できるでしょう。
まとめ
産業用ドローン操縦士の育成に特化したCDP飛鳥校の特徴を解説しました。航空写真測量や農薬や種子散布、植生観察などドローンを産業分野に活用することで、従来の業務プロセスを効率化し、大幅にコストを削減できます。CDP飛鳥校では受講者のスキルや目的に合わせて複数の講習を用意し、受講生の需要に適した技術・知識を提供しています。卒業後も業務依頼や年次点検、各種保険の取次などのフォロー体制を整えているので、学んだ技術を積極的に活用したい方におすすめです。